そのブランディング、何を目指してるの?誰になりたいの?
あなたは誰かになりたいですか?
イキナリでしたね。笑
さて、案外同じこと感じてる人多いのかな?
と思ったのがこちらの私のつぶやき。
ブランディングって確かに大事だと思うんだけど、実際の自分とあまりにもかけ離れたブランディングはどうかと思うなあ。
SNSでは辛口、毒舌系なのにリアルで会ったらあまりにも消極的とか、依存でした、とか。
誰かに憧れて真似るのは良いけど、他者は意外と無理してる違和感に気づくと思う。
— 上野理恵@アクセサリーデザイナー (@rie_ueno_r) February 14, 2019
いつもより反応が多い。
他者にどんなイメージを持ってもらいたい?
ブランディング、ここで指しているのは
個人のセルフブランディングの事で、
【他者に自分のイメージを持ってもらうこと】
と言った方がわかりやすいでしょうか。
もちろん、ビジネスする上での戦略的なブランディングは大事だと思います。
しかし、明らかに自分の本質や方向性からズレたブランディングは
相手に違和感を感じさせ、不信感を持たせてしまうかも。
実際に、ネット上ではかなり攻撃的で毒舌な人が
リアルで会ったらあらびっくり、全然キャラが違う・・・
ネット上のキャラ設定にメリットがあるならまだしも
リアルでお話してる素の方が断然良いやん・・・
なんてことも。
職業によってはキャラ作りは必要だとは思っています。
でも、自分の本質を無理に偽ってる感じのする人って
見るのも関わるのもちょっとためらってしまう(苦笑)
例えばこんな人
本当は物腰柔らかめなのに、毒舌家のメンターのマネをして
辛口発信しているが背伸び感が半端ない。
キラキラ起業女子を批判したブランディングしているが
そもそもキラキラ起業女子。
感謝、ご縁を大事にと連発しているが
人間関係が長続きしていない人。
私は一匹狼だ、群れるのは嫌いだと言いながら
人やグループに依存している。
などなど。
毒舌家でもキラキラさんでも何でもいいのですが、
あまりに本来の自分からかけ離れていると(特に無理している場合)
周りは違和感を感じるものです。
そんなことありませんか?
見た目のブランディングとかそういうのではなく、中身。
以前、実際に違和感を感じていた身近な人に
「本当はそんなキャラじゃないでしょ?しんどくないの?」
と直球で聞いてみたことがあるのですが、
「・・・本当はしんどい(ボソッ)」
なんてこともありました。
あとは仕事の関係上、今さら変えられない、とか。
そういう葛藤が発信にも乗っていて
見ていてこちらも息苦しくなる感じでした。
無理して我慢して取り繕って・・・は必ず伝わる
って思いませんか?
発信内容や言葉使い、人への絡み方など
ちょっとしたことでも何かを感じる人は
敏感に察知するものです。
例えば私が超上流階級の人間を装って発信しても、
0.5秒で見破られるだろうし
そもそもの育ちが違うので
超上流階級の人の空気を纏うことは至難の業でしょう。
(目指したいとは考えていますが!)
人が感じる違和感の正体
じゃあ違和感の正体は何なのでしょうか。
この人はなぜ毒舌家のメンターの真似をしたのでしょうか?
カッコいいから?
メンターが毒舌で集客できてるから?
どちらもあるかもしれませんが、
「メンターのようにハッキリとモノが言える人になりたい!」
裏を返せば、そうじゃない自分に劣等感を持っていたり
自己卑下だったりそういうネガティブさを
自分が一番否定しているのかも。
正義感のある発信をしてる人に何か違和感を感じる場合は
自己否定のエネルギーが漏れ出ているからかもしれません。
否定的なエネルギーって正直あまり心地良くないですよね。
人はそういう見えないものを察知して違和感や気持ち悪さを感じて
なんかこの人しんどいなーとか、イラっとしたり。
同族嫌悪の場合もありますが。
他の例でも
■自分が感謝されてないことに心の奥底で怒っている
■群れるのが嫌いだと言いながら実はうらやましい
とか。
こういうズレが人に違和感として伝わるんじゃなかろうかと
私は考えています。
目の前にそういう人が現れたら
私は周りに違和感を与えていないだろうか?
自分にウソをついてないだろうか?
と自分を見直すキッカケにしていこうと思います。
あなたは無理していませんか?
筆者プロフィール
-
上野理恵(うえのりえ)
アール代表兼デザイナー
美容師、アパレル販売員、アパレルデザイナーを経て現在アクセサリーデザイナー、講師として活動中。
数年前にヨーロッパの伝統的な刺繍の一つ、ソウタシエに出会い、技術として取り入れる。現在は独自のソウタシエアクセサリー講座を開催。
ソウタシエだけではなく、ワイヤーワーク、ミシン加工による作品展開など、専門分野は多岐に渡る。
カタチや枠にとらわれない自由な発想とデザインによる完全おまかせのオーダーアクセサリーが一番人気。リピーターも多い。
少しトーンの低い声で繰り出す大阪人特有のキャラクターが親しみやすいとの声も。