なぜそれほどまでにSNSで他者の動向が気になるのか?不満が爆発しそうなあなたへ。
ネットを飾るSNS。
あの人の投稿、注目浴びていいな…(モヤモヤ)
あのお洋服、ちょっと高いから買うの諦めたのに、〇〇さん着てる!(モヤモヤ)
あんな素敵な家に私も住みたいなー(モヤモヤ)
あんなにたくさん稼いでて羨ましいな。。。(モヤモヤ)
あそこのお子さん、私学行かせたのね(モヤモヤ)
残業代の出る会社だってさ、うちは・・・(モヤモヤ)
あっ!またホテルのアフタヌーンティー行ってる!笑
気になるアノ人がSNSで何かアップする度に一喜一憂。
特にママ世代や起業されている方に多い、「隣の芝生は青い。」
あと、最近知ったプロブロガーと呼ばれる人の中にも、
こういった症状に苦しんでる方が一部いらっしゃるようで・・・。
あなたは隣りの芝生が青く見えますか?
周りが羨ましい、周りと比べて焦る。
そんなあなたが比較対象とする「隣人(実際の隣人じゃないよ)」とは。
どうしてアノ人を比較対象にしているのですか?
SNSでのお付き合いがメインなら見ないでおくことも可能です。
毎日リアルで顔合わせるならまだしも、SNSにかじりついて見ていませんか?
今日は何投稿したのかな・・・。
私より、僕より、うまくいってるように見える。
幸せそうだ。
その投稿と自分の何を比べて一喜一憂しているのですか?
SNSで他者と自分を比較する時、
実生活での環境や家族、日常顔を合わす人に不満を持つ場合が多いです。
だって、夢中で笑って幸せ感いっぱいの時に、
『あの人いいなぁ』
って気にならないと思うのです。
というか、夢中なので意識が向かない。
本当はSNSで見かけるアノ人たちに不満があるわけではなくて、
生活を共にしている人(配偶者やご両親、子供など)や会社や組織に対しての不満をくすぶらせ、
その不満を持っていない、もしくは解決している人(自分の基準で判定)に矛先を向けて、
本来、自分自身見直して前に進まないと始まらないことを、
誰か、自分以外の人のせいにしていませんか?
今のあなたの不満はなんですか?
それらは何によってもたらされていますか?
今一度、SNSではなく、リアルを見直してみませんか?
稼いでるように見える人に嫌悪を感じるのは何故?
本当は自分が不甲斐ないから?
夫が満足のいく収入を稼がないから?
どちらにしても、稼いでいるように見えるアノ人は、
あなたに何かしたわけでもなんでもありませんね。笑
自分が稼げていないなら、稼げる方法を考えて動く方が建設的ですよね?
パートに出る?
投資する?
アフィリエイターになる?
副業する?
夫の収入に不満があるなら、キチンと話し合って、
なぜ今の金額で不満なのか、今すぐ変えられないならどうしていくのがベストなのか話し合う。
自分以外の誰とでも、話すことが一番大切だと考えています。
アノ人みんなに注目されてるし人気でなんだか悔しい・・・!
あなたも注目を浴びる記事を投稿しますか?
幸せを偽った投稿してみますか?
でも待ってください。
本当に自分に注目して欲しい人は本当は誰ですか?
小さい頃、遊んでくれなかったお母さんですか?
仕事が忙しいと話を聞いてくれない夫ですか?
羨ましいと思って見ているアノ人は、
実際にはあなたのリアルの生活に直接何かしかけてくるわけではないですね。
すべてリアルで、あなたが向き合うことなのです。
そして、意識を向けるべき相手はSNSにはいないのです。
目の前の人と自分です。
そんなこと言っても…!
自分の心の中を書き出してみよう
そう思いモヤモヤしてしまう場合は、
まずノートに不満を書き出してみましょう。
箇条書きでも、日記でもなんでもいいです。
そして、その不満は何が原因なのか、静かに紐解いてみましょう。
何が問題なのか?
何が満たされれば不満がなくなるのか?
いきなり100%は無理でも、
ベターにしていくにはまずどうすればいいか?
大抵の人は自分のモヤモヤの本当の正体がわからないままやり過ごしています。
自分の人生、放っておいたら誰かがどうにかしてくれる、
なんて都合のいい話はないです。(稀に例外はあるかもですが。笑)
自分で選択して決める人生を歩んでみませんか?
自分の周りを青々とした芝生にしませんか?
アナタの青い芝生を見た隣人が
僕も、私も!と幸せの連鎖が起こるかもしれません。
今日があなたにとって素晴らしい一日になりますように。
筆者プロフィール
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上野理恵(うえのりえ)
アール代表兼デザイナー
美容師、アパレル販売員、アパレルデザイナーを経て現在アクセサリーデザイナー、講師として活動中。
数年前にヨーロッパの伝統的な刺繍の一つ、ソウタシエに出会い、技術として取り入れる。現在は独自のソウタシエアクセサリー講座を開催。
ソウタシエだけではなく、ワイヤーワーク、ミシン加工による作品展開など、専門分野は多岐に渡る。
カタチや枠にとらわれない自由な発想とデザインによる完全おまかせのオーダーアクセサリーが一番人気。リピーターも多い。
少しトーンの低い声で繰り出す大阪人特有のキャラクターが親しみやすいとの声も。