ソウタシエの作り方②|ソウタシエ作りに使う道具類について

前回はソウタシエコードについてお話ししました
今回はソウタシエを作る際に使う主な道具のご紹介です。
1.針
まずソウタシエを作る上で欠かせることができない針。
消耗品なので多めに持っていると安心です。
普段使っているものを2種類ご紹介しますね。
縫い針の中でも【きぬえりしめ】は細くしなやかでありながら
折れにくい、曲がりにくい針となっています。
小さな作品を縫う場合は針の長さは短針の方が縫いやすいです。
こちらはビーズステッチ用の針。
きぬえりしめよりもしなりが強く、やや細いです。
小さなビーズを通すときに安心して通せます。
TOHO ビーズステッチ専用針 No,10 4本入り
針はソウタシエを作っていると結構すぐに曲がります。笑
作っている方は手元の針を見て苦笑するんじゃないでしょうか?
私も力が入り、グニャグニャに曲がってしまうことも多々あります。
こんな感じで。
あと、針先が劣化してきて、コードの繊維がひっかかる感覚が出てきたら
すぐに新しい針に交換しましょう。
2.糸
ソウタシエを作るときに使う糸は
ビーズ刺繍によく使われているナイロンステッチ糸を使います。
ん?ミシン糸や手縫い糸はダメなの?
使えないことはないですが非常に縫いにくい。
というかもつれやすくなかなかスムーズに縫えません。
違いは
ミシン糸・・・撚りがかかっている
ステッチ糸・・・撚りがかかっていない
要するに、捻じれがあるかないかですね。
レッスンでもよく使用する糸をご紹介します。
大きさはこんな感じです。
手相見ないでね。単純だから。爆笑
他にもMIYUKIのビーズステッチ糸や
SONO(フジックス)のビーディングスレッドを使用しています。
よく使う白、黒、ベージュは500mの大巻で買っています。
3.ハサミ
裏布の処理で作品の良しあしが決まるといっても過言ではありません。
一番重要なのが刃先の切れ味。
刃先の切れ味が悪いと布が逃げてしまい
思い描いている線でカットできません。
4.ペンチ類
金具を使うイヤリングやネックレスでは工具も使います。
ソウタシエだけでなく、ワイヤーアクセサリーやビーズアクセサリー作りの際に
私がずっと愛用しているものをご紹介します。
たかがペンチ、されどペンチ。
100円均一のペンチでももちろん大丈夫ですが
自分の分身のように動くのはやはり精巧な道具。
値段が高いには理由があると一番わかる道具ではないでしょうか?
(わかる人は首がもげるほど頷いているはず。笑)
この3点があれば基本的なアクセサリー作りは大体カバーできます。
5.ボンド
ボンドのご紹介です。
ボンドは種類が多くて選ぶのに困りますよね。
用途によって種類もさまざまですが
裏布を貼る際に使うボンド2種類をご紹介しますね。
当方のソウタシエレッスン初回で木工用プレミアムをプレゼントしています。
6.その他
あとはソウタシエコードがあれば最低限の作品は作れます。
道具や資材ってこだわりだすとキリがないですが
そこがまたハンドメイドの醍醐味でもありますね。
このページでは受講されている方におすすめしているものですが
他にも使いやすいものなどがあれば
その都度ご紹介できればいいなと思っています。
(気長にお待ちください。笑)
では次回はいよいよソウタシエの作り方のご紹介です。
筆者プロフィール

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上野理恵(うえのりえ)
アール代表兼デザイナー
美容師、アパレル販売員、アパレルデザイナーを経て現在アクセサリーデザイナー、講師として活動中。
数年前にヨーロッパの伝統的な刺繍の一つ、ソウタシエに出会い、技術として取り入れる。現在は独自のソウタシエアクセサリー講座を開催。
ソウタシエだけではなく、ワイヤーワーク、ミシン加工による作品展開など、専門分野は多岐に渡る。
カタチや枠にとらわれない自由な発想とデザインによる完全おまかせのオーダーアクセサリーが一番人気。リピーターも多い。
少しトーンの低い声で繰り出す大阪人特有のキャラクターが親しみやすいとの声も。
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