ソウタシエの作り方⑤|裏布の処理ーブランケットステッチ編

ソウタシエの多くは裏布を付けて処理されています。

その中の一つ、ブランケットステッチをご紹介します。

わかりやすいように糸の色を裏布とは違う色にしています。

 

縫い方

①作品本体と裏布の間から裏布の方へ針を出します。玉結びが中に隠れます。
②出した糸のすぐ上に針を刺します。

 

 

③コードの真ん中に針を出し、外側に糸をかけて針を抜く。

 

 

④2mm横に針を出し、糸をかけて針を抜く。

 

 

 

⑤最初の目の横まで1周繰り返す。

 

 

 

⑥縫い始めのすぐ近くに針を出し、糸をかけて抜く。

 

 

 

⑦玉留めをして、本体と裏布の間に入れ、玉留めが見えないようにする。

 

 

 

⑧裏布から針を出し、ギリギリで糸をカットする。

 

 

 

⑨出来上がり

 

まとめ

作品の大きさによってステッチの間隔は変えてください。

また、あえてステッチの色を目立たせることによって

デザイン的な役割を出しても面白いかと思います。

ぜひいろいろ試してみてください。

 

 

■ソウタシエの作り方②|ソウタシエ作りに使う道具類について

■ソウタシエの作り方④|天然石のソウタシエピアス(イヤリング)実践編

■ソウタシエの作り方⑤|裏布の処理ーブランケットステッチ編

 

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筆者プロフィール

rie-ueno
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上野理恵(うえのりえ)

アール代表兼デザイナー

美容師、アパレル販売員、アパレルデザイナーを経て現在アクセサリーデザイナー、講師として活動中。

数年前にヨーロッパの伝統的な刺繍の一つ、ソウタシエに出会い、技術として取り入れる。現在は独自のソウタシエアクセサリー講座を開催。

ソウタシエだけではなく、ワイヤーワーク、ミシン加工による作品展開など、専門分野は多岐に渡る。

カタチや枠にとらわれない自由な発想とデザインによる完全おまかせのオーダーアクセサリーが一番人気。リピーターも多い。

少しトーンの低い声で繰り出す大阪人特有のキャラクターが親しみやすいとの声も。

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