コロナ禍の中で思うこと、考えたこと。
こんにちは。アールの上野理恵です。
コロナ禍になり、早2年と少しといったところでしょうか。
コロナ禍以前と比べて、様々なことが変わりましたね。
一番よく耳にするのは【人との付き合い方】でしょうか。
会いたい人に気軽に会えなくなった
田舎のおばあちゃんに会いに行けなくなった。
可愛い孫に会いに行けなくなった。
遠距離の恋人に会いに行けなくなった。
お友達と複数人で集まれなくなった。
学校が休校になりお友達に会えなくなった。
職場がリモートになった。
そもそも他府県に行きづらくなった。
などなど。
ここまで誰かと会うことに制限がかかったのは
生まれて初めてかもしれません。
その裏で、今までなんでこの人と会ってたんだろう?
という人間関係が浮き彫りになった話も同じくらい耳にします。
知らず知らず、無理して付き合っていた人間関係が
コロナ化をキッカケに距離を置くことができた。
必要だと思っていた交流も、実はそれほど重要じゃなかった。
人それぞれではあると思いますが、
人間関係を見直すキッカケになったのは間違いないでしょう。
人に会えなくなって心細い。
人に会わなくなって心が軽くなった。
これはどちらもあるのではないでしょうか?
人とのつながりは大切
そうは言っても、人は一人で生きてはいけません。
もちろん、誰かとの食事や飲み会がなくても生きてはいけます。
でも、やはりすべての仕事をリモートにすることは不可能ですし、
実際に会わないとわからない空気感や人柄もあります。
そして、人は他愛のない話を第三者にすることによって
精神的なバランスも保ってるように思います。
私がコロナ禍で痛感したことは
人と人のつながりは大切だということ。
むやみやたらに人間関係を拡げるという意味ではなく、
一つ一つのつながりを今一度見直して大事にしていくということ。
現在、私の主宰するソウタシエ講座はオンラインメインになっていますが、
画面越しでも、生徒さんたちと雑談をしたり、
現在の心境を報告しあうなど、それだけでもやはり心が軽くなるのです。
生徒さんからも同じような声を聞くことも多く、
回数は少ないですが、レッスンとは関係ないリモートお茶会も開催してみました。
やはりほとんど誰とも話してなくて
知らない間にストレスが溜まっていたと話してくれた方も。
私にできることは多くないですが、この先も開催していきたいですね。
コロナ禍をキッカケにオンラインレッスンを取り入れて
実はコロナ禍になる前から、通えない人のために
オンラインレッスンを取り入れることは決めていました。
準備段階だったのですが、良い意味で前倒しになった形です。
もちろん対面には対面の良さ、
オンラインにはオンラインの良さがそれぞれあります。
対面は少しずつ再開していきますが、
オンラインレッスンもそのまま継続していきます。
ご家庭の事情や、様々な事情でなかなかおでかけできない方、
時間を取れない方に好評の声をいただいてるので、
前倒しでやり始めて本当に良かったと感じています。
それでもオンラインレッスンも時間縛りがあるので、
近いうちに、ご自分の好きな時間に取り組める通信講座も開始する予定です。
正直、このコロナ禍がなければ、
まだまだ踏み切れなかったのでは。
コロナ禍で困ることはたくさんありますが、
人間関係だけでなく、たくさんの事を見つめ直す機会になったと考えています。
これからの生き方
いつ収束するのか出口が見えないですが、
完全にコロナ禍前に戻るのは難しいのかな?とも思います。
時代の変化に柔軟に対応していく臨機応変さが求められますね。
今までは思いつかなかった視点から物事を考えたいです。
最後になりましたが、コロナ禍の現場で対応されてる方々には
本当に頭が下がる思いです。ありがとうございます。
そして、微力ながらできることをしていきたいです。
またみんなが笑って会える日が一日も早く訪れますように。
筆者プロフィール
-
上野理恵(うえのりえ)
アール代表兼デザイナー
美容師、アパレル販売員、アパレルデザイナーを経て現在アクセサリーデザイナー、講師として活動中。
数年前にヨーロッパの伝統的な刺繍の一つ、ソウタシエに出会い、技術として取り入れる。現在は独自のソウタシエアクセサリー講座を開催。
ソウタシエだけではなく、ワイヤーワーク、ミシン加工による作品展開など、専門分野は多岐に渡る。
カタチや枠にとらわれない自由な発想とデザインによる完全おまかせのオーダーアクセサリーが一番人気。リピーターも多い。
少しトーンの低い声で繰り出す大阪人特有のキャラクターが親しみやすいとの声も。