キャリアが途絶える現実に直面してからずっと考えていたビジョン。私の夢とやりたいこと。
アールの上野理恵です。
私の夢の一つについて書きたいと思います。
やりたいことはたくさんあるのですが、
自分のキャリアが出産によって途絶えたことから、
特に女性のあり方や働き方について、ずっと考えてきました。
参考記事
これから私が取り組んでいこうと考えていることをお話しします。
ソウタシエアクセサリーとの出会い
私がソウタシエを知ったのは、何かを検索しているときに、
たまたま海外のソウタシエジュエリーの写真が目に入ったのです。
直感的に、
これは使う材料や色の組み合わせ、質感の違い次第で、
自由に世界観を表現できる素晴らしい可能性を感じる。
と、非常にワクワクしたのです。
アクセサリーだけではなくアートとしても無限の可能性がある。
日本にはあまり出回っていないのだろうか?
ゼロでは無いけれど、かなりマイナー。
認知度はゼロに等しいのではないでしょうか。
ヨーロッパはハンガリー発祥の刺繍。
針と糸を使い、コードを縫い留めて行くので、
誰でも簡単にすぐできるわけではないところにも魅力を感じました。
簡単で手軽なものは広まるのは早いけれど、
飽きられるのもまた早い。
じっくり何かを軸にして考えたい私にとって転機となる出会いでした。
女性の働き方の多様性について考える
アールのオリジナルアクセサリーとして制作することはもちろん、
これを作ったり身に着けたりする人を増やしたいな。
そして、そこから多様な働き方ややりがいの発掘、
雇用創生などができないだろうかと考え始めたのです。
以前からブログなどにも書いていたのですが、
人の得意なところを生かす仕事や
眠っているキャリアを生かす仕事を生み出したい。
そして、時間や場所に縛られない働き方を提案できないだろうか?
女性という枠を超えて考えたい
私は何もかも男女平等にするのは難しいし、
また、それを追求しようとも思いません。
なぜなら、そもそも基本的に男性と女性は体や心のつくりも違うからです。
「男のくせに」「女のくせに」
思い込みや価値観は良くないです。
でも、男女共違いを認め合い、お互いが過ごしやすい社会は作れると思うのです。
昨今の女性の働き方に変化があるように、
男性もまた然り。
男性が育児休暇を取る話も少しずつですが耳にするようになってきました。
あとはシルバー人材。
年齢はある程度の目安になるとは言え、
正直、70代前後の方でも40代の私よりパワフルな方はたくさんいらっしゃいます。
年齢、性別を超えて能力を発掘して活かす。
こんな大きな夢は見てはいけないでしょうか。
具体的に何から手をつけていくのか
現在、独自カリキュラムのソウタシエ講座を開催しています。
まずはこの講座の運営をスムーズに行うところからです。
なーんだ、モノ作りは興味ないんだよねー
まあそうおっしゃらずに。笑
ソウタシエ講座では趣味で楽しみたい方はもちろん、
将来的に、職人的な働き方をしたい方や、
ご自分で販売をされたい方向けのコースも考えております。
また、アール認定講師のディプロマを習得された方は、
専属講師として活躍の幅も広げていただけます。
そして、趣味の方にもお仕事にしたい方にも、ご自分の作品を発表できる場所をお作りしたいのです。
例えばコンテスト。
例えば合同の販売イベント。
例えばファッションショー。
一人では難しくても、たくさんの人と力を合わせたらできる気がしませんか?
ウェブショップ運営スタッフや、商品撮影チーム、
経理担当や人をまとめる力のある人。
そして、ソウタシエで使われている資材は服飾の付属品。
アパレル業界ではありませんが、作る人が増えて需要が多くなれば
メーカーにお願いしてオリジナル資材の生産の提案もしてみたい。
時代は移り変わり、メーカーも一般消費者への小売りを拡大しています。
需要と供給の拡大は景気の拡大にもつながるんじゃないかと、
頭の中ではそんなことを思い描いています。
ただ作るだけで終わりたくないのです。
活動していくためのサポート
ソウタシエ講座を受けられる方で、すでにご自分のブランドを立ち上げ、
イベントで販売やウェブ販売をされている方も。
しかし、価格やターゲット設定など、どうしたらいいのかわからからないとの話もチラホラ。
オンラインでの販売方法や商品撮影など、私自身はもちろん、
外部講師による単発セミナーや勉強会も考えています。
セミナーをしたい方と受けたい方の橋渡しも面白い。
たくさんの人を渦に巻き込んでいきたいと考えています。
決意表明になりましたが。
これからたくさんの素晴らしいご縁に出会えますよう。
よろしくお願いいたします。
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ソウタシエ講座
オーダーアクセサリー
アールウェブショップ
https://rrr75.thebase.in/
筆者プロフィール
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上野理恵(うえのりえ)
アール代表兼デザイナー
美容師、アパレル販売員、アパレルデザイナーを経て現在アクセサリーデザイナー、講師として活動中。
数年前にヨーロッパの伝統的な刺繍の一つ、ソウタシエに出会い、技術として取り入れる。現在は独自のソウタシエアクセサリー講座を開催。
ソウタシエだけではなく、ワイヤーワーク、ミシン加工による作品展開など、専門分野は多岐に渡る。
カタチや枠にとらわれない自由な発想とデザインによる完全おまかせのオーダーアクセサリーが一番人気。リピーターも多い。
少しトーンの低い声で繰り出す大阪人特有のキャラクターが親しみやすいとの声も。