空気が読めないのは悪なのか?
こんにちは。
Rのイメージクリエイター上野理恵です。
イキナリですが、あなたは空気を読める人ですか?読めない人ですか?
最近ふと、『空気を読むってなんだろう?』って考えていました。
私はどちらかというと空気を読む方だと思います。
そして、空気を読めない人に苛立つ時があります。
【空気を読めない】
これには様々なニュアンスが含まれていると思うのですが、
あくまで私の持つ価値観では、
雰囲気を壊す=空気読めない人なのかなと感じています。
『今話している話題を考慮せずに自分のことばかり話す』
『相手の立場を考えずに発言する』
『言われなくても察する場面で察せない』
など、
ちょっと具体例が思い浮かばないのですが、今までの傾向で、ザックリこんな感じ。
でも・・・これってダメなことなのかな?
『普通ならこうする』
『普通ならこう言う』
そもそも、人それぞれ普通も違うし、その人それぞれの普通こそ、単なる思い込みとかブロックだったり、コミュニケーションを妨げる考えだったりする。
空気を読めない人が発言したことに、超反応するということは、そこに何らかのブロックポイントがあるんじゃないか、コンプレックスが隠れているんじゃないか、そう考えるようになってきました。
その反対、空気を読むということは、その時湧いた想いや考えを飲み込んでいるだけなんじゃないか。
ここでコレ言ったら嫌われる。
きっとコレは○○○だと思われる。
空気を読む、ということ自体ぼんやりとした表現でわかりにくいのですが、ある側面から見た『空気が読めない』は、そういうことなのかなと。
例えば、
(え・・・今ここでそれ言う?)
って感じたら、それをそのまま相手に伝えてみてもいいのでは。
もしかしたら相手は何故それを言ったら空気が壊れるのか理解が出来ない、もしくはその価値観を持ち合わせていない。
(え・・・今ここでそれ言う?)
を聞いた瞬間、一体自分の中にどんな気持ちが湧いてきたのか。
◆そんなことをこの状況で言ったら相手は怒るよ
(自分が過去、同じ様なことで怒られて悲しかった)
◆それを聞いた相手は不快に思うよ
(自分が過去に傷つけられたと思っていることがある)
結局、自分の価値観が基準なので、
空気を読む、ことって普通って何?
って言うのと同じくらい、本当にその相手の真意であるとは限らず、勝手な先入観や思い込みであることも。
だから、
(この人空気読めないな・・・)
と感じたとき、自分の価値観と感情を深く観るチャンスかもしれません。
反応する部分には必ず自分の何かがあるから。
そう考えると、自分から見た空気読めない人って、自分にとってすごい恩恵のある人かも?
今後はそんな視点で観ていこうと思います(*^^*)
筆者プロフィール
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上野理恵(うえのりえ)
アール代表兼デザイナー
美容師、アパレル販売員、アパレルデザイナーを経て現在アクセサリーデザイナー、講師として活動中。
数年前にヨーロッパの伝統的な刺繍の一つ、ソウタシエに出会い、技術として取り入れる。現在は独自のソウタシエアクセサリー講座を開催。
ソウタシエだけではなく、ワイヤーワーク、ミシン加工による作品展開など、専門分野は多岐に渡る。
カタチや枠にとらわれない自由な発想とデザインによる完全おまかせのオーダーアクセサリーが一番人気。リピーターも多い。
少しトーンの低い声で繰り出す大阪人特有のキャラクターが親しみやすいとの声も。