私が「ソウタシエ(Soutache)」を始めたきっかけ
アールの上野理恵です。
今日はよくいただく質問の一つ
「ソウタシエを始めたきっかけは何ですか?」
に対する答えを綴ってみようと思います。
たまにSNSやブログで触れていたかもしれませんが、一つの記事にしたいと思います。
初めて見たのは海外のサイト
もう何年も前になりますが、何気なくインターネットであれこれ見ていた時、
たまたまどこかのサイトの華やかなネックレスが目に留まりました。
「これは何!?」
その時見たのはこちらのグリーン基調でゴージャスな見たことのない技法のものでした。
これを見た瞬間、
「これなら色、素材、形、無限の組み合わせ、無限のデザインができる・・・!」
衝撃でした。
特に、色で様々な表現をしたい私にとって未知の可能性を感じたのです。
なんとか検索で調べていくと
「Soutache(ソウタシエ)」と呼ばれるものだということがわかりました。
詳しくは下記の記事にて
↓
日本で作ってる人を探そう!
早速、日本で作ってる人、教えている人を探しました。
・・・
探しても探しても見つからない・・・(T_T)
やっている人はいたのかもしれませんが、当時見つけることはできませんでした。
どうやら日本では全然認知度もないらしい・・・
でも、不思議とガッカリしたり路頭に迷うこともありませんでした。
それなら自力で作ってみようじゃないか!笑
自分でもこういう新しいことを始めたり、
新しい環境に身を置くことへの抵抗のなさに笑える時があります。
ロシア語?で動画をアップしている人が多かったので
言葉はわかりませんが動画を見たり、洋書を買い漁って
使われている材料が割となじみのあるものだということがわかりました。
前職での経験と人脈が活きた瞬間
ソウタシエコード(ブレード)と呼ばれるものは
前職のアパレルデザイナー時代に触れたことがあるものでした。
当時の取引先担当者にお願いし、勤めていた時と同じ条件で仕入れできることになりました!
人間関係って本当に大切だな、と感謝しまくりました。
何事も偶然ではなく、細い糸でずっとずっと繋がっているのかな?
そんなことを感じたりもしました。
そして、ソウタシエコードが届いたその日から早速独学で作り始めました。
元々洋裁や針仕事はしていたので、針と糸を使っての作業は楽しく・・・
色合わせの楽しさにすっかり夢中になってしまいました。
作り出してしばらくして、初めて作品を御披露目した時には
大反響だったので、ああ、ソウタシエに出会えて良かったと心の底から思いました。
私が追い求めるもの
ソウタシエという刺繍の技法を作品に取り入れるようになりましたが
それはお客様をご自分の未知の魅力に出会っていただくための方法の一つだと考えています。
可能な限り、様々な表現力を磨き続けていきたいです。
筆者プロフィール
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上野理恵(うえのりえ)
アール代表兼デザイナー
美容師、アパレル販売員、アパレルデザイナーを経て現在アクセサリーデザイナー、講師として活動中。
数年前にヨーロッパの伝統的な刺繍の一つ、ソウタシエに出会い、技術として取り入れる。現在は独自のソウタシエアクセサリー講座を開催。
ソウタシエだけではなく、ワイヤーワーク、ミシン加工による作品展開など、専門分野は多岐に渡る。
カタチや枠にとらわれない自由な発想とデザインによる完全おまかせのオーダーアクセサリーが一番人気。リピーターも多い。
少しトーンの低い声で繰り出す大阪人特有のキャラクターが親しみやすいとの声も。