残業するパパは無能なのか?イケダハヤトさんの発信を見て感じたこと。

こんにちは、アールの上野理恵です。

 

プロブロガーってあまり存じ上げなかったのですが、

Twitterでよく周りの方が話題に上げているので、

名前は何人か見かけていました。

 

その中のイケダハヤトさんという方のこちらのツイート。

お?なかなかの煽りタイトルだなあと目に留まりました。

 

 

Voicyは聴いていません。(すみません)

 

残業漬けの無能な日本のパパたち?

 

イケダさんのツイッターとブログを少し覗いてみたのですが、

会社員、いわゆるサラリーマン、組織に属している人に何か恨みでもあるの?笑

って感じてしまうような内容がチラホラ・・・。

 

そこで、イケダさん本人と意見交換したいと思い、

感じたことをそのままリツイートしてみました。

 

 

 

こんなことするのあまりなのでドキドキしましたが。

ご本人からお返事が。

 

 

「幼い子どもがいるのに長時間残業している時点でビジネスパーソンとして、父親として論外」

 

すごい強引な括りだな、と思いつつ、ツイッターの140文字ではすべては伝わらないと思い、

もう少しお話聞いてみようと返信。

 

 


この返信後、なぜかブロックされてしまいました(笑)

 

 

残業=父親として論外

ってまた極論だなーと思ったのですが、

ブロックされた時点でイケダハヤトさんと直接意見交換することはできなくなりました。

とほほ。

 

まあ、ブロックされた後、こんなご意見だったそうです。

 

なんだろう?笑

労働者が全部悪いわけじゃないって逃げ道用意したのかなんなのかわからないですが、

まず一つ目。

 

何故、残業を一括りにするの?

 

あと、企業もブラックしかないような言い方。

そのことについてもう少し深く広く話し合ってみたかったな。

 

 

確かに職種と状況によっては能力不足が原因で時間内に仕事片づけられなくて、

必要のない残業してしまっている人が一定数存在するのは事実です。

 

でも、残業は一括りにできないと思うのです。

 

 

例えば鉄道会社。

人身事故などや天災など、想定外のことが起こった時にお客様を適切に誘導したり、安全を確保するため、その対応で残業。

 

例えば医師。

帰ろうと思ったら急患が入ったので患者のため最善を尽くした。

 

例えば内装業者。

リニューアルオープン納期までに資材屋さんが壁紙を納品できなかったので、納期に間に合わせるために徹夜残業。

 

挙げればキリがないですが、

言いたいことは、

残業するパパ=無能=父親として論外

って極論過ぎるんじゃない?と。

 

私はイケダハヤトさんの生き方にケチをつけるつもりはありません。

ご家族と話し合い、納得した上での生き方であれば、

他人がとやかく言うことではないと思っています。

 

忘れてはいけないのが、

その無能と一括りにしたパパにイケダハヤトさんもどこかでお世話になりながら生きているということ。

そして、イケダハヤトさんのブログを読み、お客様になりうる人の中にも、

家族のため、お客様のために精一杯働いている人がいるということ。

 

問題提起はいいことだと思います。

働き方についてや、企業の在り方、男性の育児についてなど。

だけど、バカにするような煽り文句のタイトルはいかがなものかなあと。

 

 

そして、問題提起であれば私をブロックする必要はどこにもないかと。

人の数だけ考え方も価値観もあります。

新しい考え方、価値観に触れ、それを社会に発信していくのがブロガーさんなんだと思っていましたが、

どうやらイケダハヤトさんは違ったようですね。

 

パパの育児について

 

イケダさんのおっしゃる、育児に参加できないパパ、について。

これはまず各ご家庭で、ご夫婦で話し合うことが第一です。

家庭のカタチはいろいろあります。

それはご家族で話し合って決めればいい。

そして、それを第三者が否定したりするのも違うと。

 

妻が働きに出て、夫が家事育児をする。

夫も妻も共働きで、家事も育児も分担。

夫が働き、育児と家事は分担。

夫が働き、家政婦さんを雇う。

などなど・・・。

 

カタチは何でもいいんですよ。

 

ちなみにうちは夫が会社員、私自営業、家事育児分担。

優先事項があればその都度夫婦で話し合い、

私が仕事でどうしても子供の病院など行けないときは、

夫が会社に掛け合って休んだり遅刻したりしています。

 

夫は会社員で、残業も多い職種ですが、

パパが働きやすい会社にしたいと、

自分が前例になるようなことを臆することなく提案しています。

 

もちろん、会社によっては提案すら厳しいのかもしれませんが、

新しいカタチを創っていくには誰かが声を上げていかないと始まらないと思っています。

 

社会に新しい声を届けていく、って小さな声かもしれませんが大事だと思っています。

 

イケダハヤトさんのような煽るやり方もあるのでしょうが、

私個人としては煽らずとも意見交換できる方が好ましいです。

戦略としてはアリかもしれないので否定はしませんが。

 

 

人の意見に賛同するだけって簡単なんですよ。

自分と違う意見や考え方、価値観に触れたとき、

【じゃあ自分はどうなんだろう?どうしたいんだろう?】

と感情的にならずに自分と向き合ってみることができたら、

また新しい価値観が自分の中に育っていくんだと思います。

 

最後に、これをイケダハヤトさんが見る確率はかなり低いと思いますが、

夫婦で対談などいかがでしょうか?

うちは夫婦での意見交換、会話は半端ないです。とことん話しますし、話してきました。

夫とは価値観も生きるペースも違いますが、

お互い尊重、尊敬しあっています。

 

イケダハヤトさんご夫婦も、家族のカタチ生き方について、

私たちとは違った新しい価値観をお持ちだと思うので、

是非、「奥様も」交えて意見交換してみたいです!

これからの時代に活かせる意見交換が出来そうですね。

よろしくお願いいたします♪

 

筆者プロフィール

rie-ueno
rie-ueno
上野理恵(うえのりえ)

アール代表兼デザイナー

美容師、アパレル販売員、アパレルデザイナーを経て現在アクセサリーデザイナー、講師として活動中。

数年前にヨーロッパの伝統的な刺繍の一つ、ソウタシエに出会い、技術として取り入れる。現在は独自のソウタシエアクセサリー講座を開催。

ソウタシエだけではなく、ワイヤーワーク、ミシン加工による作品展開など、専門分野は多岐に渡る。

カタチや枠にとらわれない自由な発想とデザインによる完全おまかせのオーダーアクセサリーが一番人気。リピーターも多い。

少しトーンの低い声で繰り出す大阪人特有のキャラクターが親しみやすいとの声も。

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